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【理工学研究科】環境システム学専攻の学生が大気環境学会年会で発表しました(学生・若手口頭発表賞受賞)

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【理工学部支援室】

 2018年9月12日(水)~14日(金)環境システム学専攻(櫻井 達也研究室)の学生3名(博士前期課程2年生2名、学部4年生1名)が九州大学 筑紫キャンパスにて開催された「第59回大気環境学会年会」で研究発表しました。なお、博士前期課程2年 吉岡 実里さんが「学生・若手口頭発表賞」を受賞しました。

集合写真

研究発表タイトル:「Oxの生成及び循環の立体構造把握とそのモデル再現に関する研究」

発表者:吉岡 実里(学生・若手口頭発表賞受賞)
発表内容:Ox(光化学オキシダント:光化学スモッグの原因物質)高濃度のメカニズムを解明するため、ゾンデという測定器を気球に付けて飛ばし、その結果とシュミレーションモデルを用いてメカニズムの解明に取り組んできました。今回は 2017年の夏季に実施したゾンデ観測のデータをもとに、使用したシミュレーションモデルの再現性評価と精度向上に向けた研究について発表しました。

研究発表タイトル:「地熱発電所建設に係る環境影響評価のためのRANSモデル適用可能性検討」

発表者:辻本 優一郎
発表内容:これまでの地熱発電設備を建築する際の環境影響評価では、一般的に風洞実験による予測が行われてきました。現在は時間的・経済的コストがかかる風洞実験に代わり、新たに数値計算モデルが開発され今日も環境影響評価に適用されています。本研究ではさらなる期間およびコスト削減を目指し、Reynolds Averaged Navier-Stokesを用いて風洞実験に代用できるか検証・妥当性の確認を行った結果を発表しました。

辻本くん

研究発表タイトル:「二次粒子のモデル再現性に対するNH3排出構造の不確実性」

発表者:伊藤 美羽
発表内容:PM2.5の構成成分には、酸性ガスのSO2及びNOxや、アルカリガスのNH3が大気中で化学反応を起こして二次的に生成されるものがあります。国内では、酸性ガスの大気中濃度には環境基準が設けられており、全国的に常時監視されています。その一方で、アルカリ性ガスのNH3は、それ自体が大気汚染物質ではないことから環境基準も監視体制も存在していません。本研究ではこのNH3に着目し、観測とシミュレーション解析からその動態解析を行いました。

伊藤さん