研究室クローズアップ
海外文学をモチーフにした映画の鑑賞をきっかに、
時代や文化の違いを越えた、人間理解に努めます。
●人文学部国際コミュニケーション学科 准教授
高島 美穂
文学に触れて、もしも難解に感じたら、それは文学を学ぶひとつのきっかけです。作品に描かれた社会や文化、あるいは作家が生きた時代背景などを理解した上でもう一度読み直せば、これまでに気づかなかった作品世界が広がります。中でも日本とは異なる文化や歴史を背景に描かれた海外の文学は、社会や時代、さらには人間について考えるさまざまなヒントを与えてくれます。それは、21世紀の課題である文化の違いを越えた、平和共存に向けたメッセージといってもいいかも知れません。ゼミでは、海外の文学作品を原作、あるいはモチーフにして製作された映画を観て、そこに描かれた社会背景を読み解き、ディスカッションしています。2008年度の後期は『めぐりあう時間たち』と『ダロウェイ夫人』を鑑賞。作品の中に垣間見える女性の生き方を見つめ、その教育や社会的な立場などについて話し合いました。












