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今井 みゆき さん

先輩インタビュー

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仕事に直結する知識を
得ることができました。


今井 みゆきさん



お仕事について教えてください。


看護専門学校で、教員として老年看護学を教えています。教え子は、祖父母と一緒に暮らしているケースはまれで、日常生活で高齢者と接する機会はほとんどないようです。そのため、現場で一人ひとりの患者さんと向きあう経験を通して、患者さんの特性を引き出し、理解する必要があると感じています。

どうして大学院で学ぼうと思ったのですか。


看護の現場では、一人ひとりの患者さんに合わせて臨機応変に対応する必要があり、知識や技術がそのまま使えるわけではありません。しかし、看護師になるためには膨大な量の知識と技術を身につける必要があるため、看護教員はつい詰め込み式の指導をしがちです。私の指導で学生が本当に現場でやっていけるか、ずっと気がかりで、そうした課題に取り組むために入学しました。

大学院では、どのようなサポートを受けていますか。


看護学や具体的な技術指導ではなく、その指導方法について学んでいます。専門学校での自分の指導が、学生にどのように浸透し、定着していくかを検証するための方法論について、先生よりアドバイスいただいています。

学んでみて、実際に得たものは何ですか。


「待つ」姿勢の大切さを学びました。私の教わる先生ご自身が「待つ」姿勢を大切にされており、それは教育者の持つ「可能性を信じる」という姿勢でもあります。そのような指導を受けたおかげで、私自身も教育者としての自信を獲得するプロセスを経験しながら、研究に邁進することができています。

「待つ」ことは重要ですが、一方で看護の現場では次から次へと答えを出さなくてはならないことも事実です。患者さんによっては早急な対応が必要な方もたくさんいらっしゃいますし。それでもやはり、看護教員としては、しっかりと看護学生の思いに傾聴し、ともに学び成長していける立場でありたいと思っています。

学びの上で工夫したことはありますか。


2年目に研究に集中できるように工夫しました。そのため、1年目には多くの単位が修得できるよう、履修計画を立てました。

将来についてのお考えを聞かせてください。


看護教員として、私の教える学生たちが「気づき」を得るのには時間がかかると、思っています。それでもなお、知識や技術だけでなく、一人の人間と思いやりの心を持ち、何より自信を持って患者さんに接することのできる看護師を育成したいと思います。患者さんの症状だけでなく、性格や背景も理解し、個人対個人という関係で患者さんに接することのできる看護師を育てたいと思っています。

ゼミで学ぶ仲間について、一言。


ゼミの仲間にも看護教員がおります。そのため研究以外にノウハウを共有できることが多く、大変勉強になっています。みんなで情報を共有し、試行錯誤を重ねながら勉強しています。

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