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理工学研究科 化学専攻 

分子生物学、ゲノム機能学

教授 清水光弘 shimizum☆chem.meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

真核生物において、ゲノムは「DNA→クロマチン→染色体」といった階層的な構造を形成して、核内に収納されている。ゲノムプロジェクトの大要が終焉を迎えたポストゲノム期において、遺伝子の機能制御を理解するためには、ゲノムの階層構造という視点から遺伝子発現制御機構を研究することが重要であると考えている。私の研究室では、出芽酵母をモデル生物として、「DNAの高次構造」、「クロマチン」、「転写制御」をキーワードにして、独創的な研究を目指している。

超音波、光電気化学

教授 原田久志 harada☆chem.meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

超音波または光を照射することによりおこる化学反応についての研究を行っている。具体的な研究内容としては、超音波照射が化学反応をおこす過程やそれを利用した化学反応(ソノケミカル反応または光触媒反応系との複合化による超音波光触媒反応)について実験を遂行している。最近、超音波により発生する発光や霧についても興味を持ちはじめ、化学反応系への応用について研究を開始した。

錯体化学、光化学

教授 三塚義弘 mitsutsu☆chem.meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

M LnL'm 型(M: 中心金属イオン、L、L': 配位原子)3d遷移金属錯体の配位子の幾何学的配置の変化が、中心金属イオンのd電子軌道教授準位の分裂やシフトに与える影響を調べるために、この目的に適った配位構造をもつ新規の錯体を調製し、その単結晶の異方性電子スペクトルの観測を行っている。得られたスペクトルは角重なり模型に基づいて解析を進め、さらにvibronicな遷移機構を考慮することにより、分裂成分の遷移強度を説明することに取り組んでいる。電磁波と相互作用を行う遷移金属錯体が誘起する光化学反応について探査をし、その作用機構についての実証的な理解を進めている。

生化学、分子生物学、細胞生物学

准教授 須賀則之 suka☆chem.meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

遺伝子が生命の設計図であるということは、人が人として生まれ、桜の木には桜の花が咲くことを遺伝子が決めていることを意味しています。昔から、人の能力・性格・健康には、遺伝的なものと生活環境との2つの要因(つまり、生まれと育ち)があると言われています。このことが、科学的にも解明されつつあります。その個人差(育ち)を担うものは、ゲノムDNAにタンパク質が結合したクロマチンというものです。クロマチンタンパク質は、設計図であるゲノムDNAをどのように読むかを決める司令塔であります。この司令塔であるクロマチンタンパク質を研究しています。これらの研究は、生命現象の共通原理の理解に寄与し、医療・食料・環境問題の解決に繋がります。

生物分析化学、構造生物学

教授 田代充 tashiro☆chem.meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

核磁気共鳴法(NMR)およびエレクトロスプレーイオン化質量分析法(ESI─MS)を主な分析手法としてタンパク質および糖などの生体物質を解析している。NMRでは水素や炭素などの原子核を観測し、質量分析法では対象物質をイオン化して質量電荷比により、質量を測定する。研究分野としては(1)タンパク質─リガンド分子間相互作用の解析、(2)タンパク質─結合水の解析、(3)アルミニウム含有物質の解析、などである。(1)および(2)に関してはNMRの測定手法の開発も併せて行っている。生物分析化学の立場から、タンパク質および糖などを対象として、構造と機能の観点から解析を行っている。

生体触媒化学、有機合成化学

教授 松本一嗣 mkazu☆chem.meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

「環境に優しく、無駄なく、効率的に」物質合成を行うグリーン・サステイナブルケミストリーが求められている今日、新しい手法・考え方を提案し、新規物質合成法の開発を目指して研究を進めている。特に、生体触媒[酵素や微生物(酵素を内包している)などの天然由来の触媒]の基質特異性を利用した反応による光学活性体の合成、酵素酸化反応の開発、再利用可能な環境調和型触媒の開発研究など、従来の有機化学と生物化学の境界領域研究を展開している。

生物物理、構造生命科学

准教授 香川亘 wataru.kagawa☆meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

ヒトには2~3万種類の遺伝子が存在し、これらの遺伝子は生命活動に必要なタンパク質の「設計図」である。生命活動を維持するためには、「設計図」である遺伝子を変異や損傷から守ることは大切である。しかし、遺伝子は、紫外線や放射線などにより日常的に傷つけられており、そのような傷が正確に修復されないことが、発がんや遺伝病の原因となる。生命の基本単位である細胞は、傷ついた遺伝子を直すためのタンパク質を多数備えており、これらの詳細な役割を明らかにすることは、発がんや遺伝病の予防や治療に役立つことが考えられる。当研究室では、遺伝子の修復とその安定維持に関わるタンパク質に着目し、その機能を原子レベルで解明することを目指している。

分子性磁性体、ナノ構造体

准教授 西條純一

日常的に目にする「磁石」は金属やその酸化物で出来ているが、実はスピンを持つ有機物や磁性金属錯体を集積した「分子から出来ている磁石」という全く異なる磁性体が存在する。「分子性磁性体」と呼ばれるこれらの物質は、有機化学に基づく柔軟な分子設計が可能であったり、光応答性や導電性など異なる物性を示す置換基を磁性分子に組み込むことでの多機能化が容易であるなど、従来の磁性体とは違う優れた特徴を持つ興味深い研究対象である。より強い相互作用を持ちこれまでよりも高い温度で優れた特性を発揮する磁性体や、複数の物性が互いに影響し合うことで新たな機能を発揮する複合物性系の開発を目指し、新規分子の合成と、新たな構造を持つ結晶の構築を進めている。また最近では、「金属錯体を用いることで様々な分子をナノワイヤー状に集積する」という研究も開始し、錯体化学とナノ科学の境界領域にも取り組んでいる。

有機化学、酵素化学、応用微生物学

准教授 冨宿賢一 ken-ichi.fuhshuku☆meisei-u.ac.jp※☆部分に@を入力してください。

生体内で様々な代謝反応をつかさどる酵素を用いる物質変換法は、温和な条件下で利用可能であり、環境にやさしく省エネルギーを可能にする。近年では、これら酵素の示す高い立体選択性と比較的広い基質特異性を活かし、生体触媒として精密な有機合成へと応用する研究が盛んに行なわれている。当研究室では、有機化学、酵素化学、応用微生物学の多岐に亘る技術を総合的に用いることにより、環境調和型の物質合成プロセスの基盤となる新規かつ斬新な酵素・微生物触媒反応を開発し、有用物質(特に光学活性物質や生物活性天然物)の合成へと展開する研究を進めている。

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