前のページに戻る

【経営学部】日野市が売り出すTOYODA BEERの誕生ストーリーを学びました

【経営学部支援室】

 日野には、多摩最古のビールが存在したのをご存知ですか。必修科目の経営基礎3(多摩ブランド創生コース)では、「TOYODA BEER」について、日野市役所の佐野雅夫さん(産業スポーツ部 産業振興課 商工係係長)のお話を伺いました。

 文化財調査の発掘から、明治20年代ごろに豊田のビール工場でビールが醸造されていた事実がわかり、平成27年2月にプロジェクト実行委員会が設立され、復刻プロジェクトが始まりました。歴史的事実の公表と日野市の知名度を上げ、地域活性化をけん引する活動です。天狗のトレードマークやラベルを当時のままに再現し、当時の製法でラガータイプに決まり、同7月に発売されました。その取り組みは日野市の公式ホームページで告知するとともに、市内の飲食店や小売店で発売が始まりました。

▼復刻されたTOYODA BEER

復刻されたTOYODA BEER

 TOYODA BEERは、日野市を代表する商品として知名度を高めて市場浸透を図るため、さまざまな取り組みが進んでいます。取り扱い店舗にアンケート調査を実施したり、いつでも樽生ビールが飲めるモデル店舗を開拓したり、また、さまざまな体験イベントを開催しています。そして今、日野産の大麦100%の醸造が始まり、賞味期限を延ばすために常温で保存できる「火入れ」製法の検討も進んでいます。

▼佐野雅夫さん

 佐野さんのお話から、地域活性化に取り組む際の歴史的資源の価値と、プロジェクトの継続的な取り組みに関する難しさについて学びました。

 
(文責 経営学部教授 片野浩一)